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ハイキングから登山、クライミング、BCスキーと、オールラウンドに活動する山岳ガイド、杉坂勉のホームページです。

ガイド方針・FAQPOLICY&FAQ

杉坂 勉のガイド方針

私がお客様をガイドする際は、ガイドという職業に誇りと責任を持ち、お客様一人一人のニーズにあったガイディングを提供していくために、また、私が理想と考えるガイドのスタイルを実現していくために、常に以下のことに留意し、実践いたします。
安全第一
登山やクライミングはとても楽しいものですが、反面とても危険な行為です。その危険を私の技術と経験で可能な限り回避し、より安全で、より安心なガイディングをご提供いたします。またガイド対クライアント(お客様)の人数比は(社)日本山岳ガイド協会の定めるガイドレシオを遵守し、さらに独自の厳しいレシオを採用します。基本マンツーマン、最大2名まで(ロープを使う登山の場合)。
ご要望に沿う計画と実践
入山前には出来うる限り皆様とコンタクトをとり、ご希望やご要望をお聞きいたします。その上で事前の情報やルートの難易度、天候等を考慮し、最善な計画を作ります。
状況判断に基づく的確な行動
行動中のみならず、入山前から常に天候・体調等の外的・内的要因の変化を把握し、行動可能な時間、範囲を認識したうえで、状況に応じた納得のいく行動を心がけます。
断固たる決断
登山やクライミングは、私達人間の人智を超えた大自然の中で行われるものであり、それゆえ常に成功するものでもありません。もし入山中の状況が厳しい時には、断固たる決断で登山を中止し下山いたしします。
私自身のスキルアップ
皆様に安全で、楽しいガイディングを提供し続けるために、ガイド研修に参加し自己の研鑽を積むとともに、個人山行も実践し、より高度な技術を取得していくことを続けます。

ガイド方針 FAQ 

安全関連

Q.なぜマンツーマンが原則なのか?

A.私の得意とするガイド分野は登攀であり、ロープを使った安全確保が必要となります。1本のロープにつながったガイドとクライアント(お客様)が、危険地帯をすばやく行動するためには、どうしても同時行動(ショートロープ)が必要となります。
 ショートロープを行った場合、ある場面では、ガイドの体重のみでクライアントを支えている場合があります。ガイドが耐えられるのは、基本的には自分の体重程度。足場が良い場合でも最大90kg(ガイドの体重が65キロ以上の場合)程度です。もちろん様々なテクニックを駆使して、自重以上の体重を支えることは出来ますが、全行程でそれを実践することは難しいでしょう。それゆえより安全なガイディングを提供するには、クライアントの人数を減らすことが重要なのです。
 そこで私は、自分の体重とガイド技術を考慮し、基本はマンツーマン、最大でも2名までとしました。(クライミング講習会などは除きます)

Q.マンツーマンガイドのメリットは?

A.安全面については上記の通りですが、この他にもいくつかメリットはあります。まず、ほかにクライアントがいないので、誰にも気を使わずにマイペースで行動できます。但し天候の急変などの場合はこの限りではありません。それでもガイドは、この天候の急変などの外的要因から、守るべきクライアントの人数は1人なので、より的確に危険回避の行動をとることが出来ます。
 また急な天候の悪化で予定を変更するときも、ご自身のご希望通りに変更することが出来ます。もちろん中止にすることも。オプションプランを付けるときにも、ご自身のご希望が通りやすいことは、いうまでもありません。つまり、お客様一人一人に合ったプランを作りやすいのです。
 その他には、
 以上のようにマンツーマンガイドは、お客様にとってもガイドにとっても、メリットが大きいのです。

Q.マンツーマンガイドのデメリットは?

A.おそらく一番デメリットと感じるのは、ガイド料金などの費用の問題だと思います。確かにマンツーマンガイドは、他の公募登山と比べ割高になると思いますが、より良い登山と安全をとるか、安い料金の募集登山をとるかということになると思います。
 割高な分は、より満足度の高いガイディングの提供をお約束できますし、私のガイドプランの料金は、全てガイドの諸経費込み。ほかと比べてもさほど高くはないと思います。また得意な地域では経費の削減に努め、よりご提供しやすい料金体系になるよう努力します。
 ぜひとも一度、少人数での一味違ったガイドを体験してみてください。


バナースペース

山岳ガイド 杉坂 勉

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TEL/FAX  042−583−6932